桜餅だけど、あなたは「つぶつぶタイプ」派？「クレープタイプ」派？

桜餅には、関西風の「つぶつぶタイプ」と関東風の「クレープタイプ」の2種類があります。一般的に、関西地方では「つぶつぶタイプ」が、関東地方では「クレープタイプ」が主流ですが、地域によって異なる場合もあります。

和菓子屋さんのツイートに反響があるのは、どちらが正しいという問題ではなく、それぞれの地域で好まれるタイプがあるためです。個人的に好みがあるため、両方のタイプが楽しめるのも桜餅の魅力の一つです。

ちなみに、桜餅は、日本の伝統的な和菓子の一種であり、桜の花びらを使った食べ物であることが特徴です。桜餅は、一般的には小豆餡を包んだもち米の生地の上に、塩漬けした桜の花びらを載せた和菓子です。

桜餅の起源については諸説ありますが、平安時代に遡るとされる説が有力です。当時は、桜の花を詰めた「桜の香り袋」というものが存在しており、桜餅がその発展形として生まれたと言われています。

江戸時代になると、桜餅は関東地方を中心に広まり、現代に伝わる「上生菓子」と「もち菓子」という二つのタイプに分かれて発展しました。上生菓子は、生地に小豆餡を包んで、桜の花びらを飾ったもので、もち菓子は、もち米で作った皮で小豆餡を包み、桜の葉で包んだものです。

現代では、桜餅は春の風物詩として親しまれており、多くの和菓子店やスーパーマーケットなどで購入することができます。また、地方によっては、塩漬けの桜の葉を生地に巻き込んだ「桜葉もち」というバリエーションもあります。

あと、桜餅の葉は食べることはできますが、一般的には食べないことが多いです。桜餅の葉は塩漬けにされており、塩味がついています。葉自体には栄養が豊富で、ポリフェノールやカテキン、ビタミンCなどが含まれているため、健康に良いとされています。ただし、葉には食感があまりなく、味も苦みがあるため、食べる人は少ないようです。